イバンジバコイル【サイクル+対面】
※今回は若干レイアウトが異なります。
こないだダイパ発売10周年らしいですね。おめでとうございます!
ジバコイル@イバン 頑丈
175(236)-x-135-200(252)-110-80
残り努力値20はDSにお好みで。詳しくは後述。
V-偶-U-V-V-Vを想定しているがSに振らないならV-奇-V-V-V-Uもあり。
10万ボルトor放電/めざめるパワー氷/電磁波、ラスターカノン、ボルトチェンジ、毒々、ミラーコート(電磁波は推奨)
- 配分の意図
C:アイテム特性の補強がないので乱数安定や起点回避に繋げるぶっぱ
10万ボルト
203-120メガガルーラ 85~102 超低乱2 (0.39%)
H181-D120 高乱2(80.86%)
167-115メガゲンガー 88~105
172-100化ボルトロス@オボン 102~121 高乱2(82.81%)
183-133ファイアロー 152~182
羽休め 76~91(粘り負け)
207-136スイクン 152~180
204-103マリルリ 198~234 高乱1(13/16)
153-135リザードンY 152~180 高乱1(7/8)
147-91等倍ゲッコウガ 112~133
201‐110ヤドラン 186~218 乱1(7/16)
放電
203-120メガガルーラ 76~90
167-115メガゲンガー 79~94 高乱2(82.03%)
172‐100化ボルトロス@オボン 91~108 超低乱2(0.3%)
204-103マリルリ 176~210 低乱1(3/16)
153-135リザードンY 134~162 乱1 (1/4)
201‐110ヤドラン 168~198
めざめるパワー氷
183-105ガブリアス 176~208 乱1(3/4)
D4振りは5/8
191-130ガブリアス 140~168
171-112メガボーマンダ 164~196 高乱1 (13/16)
202-154メガボーマンダ 120~144
羽休め 60~72
191-101霊ランドロス 180~216 乱1(3/4)
177-110グライオン 168~200 乱1 (11/16)
167-111サザンドラ 82~98 超高乱2(98.05%)
173-115ジャローダ 78~94 乱2 (44.14%)
215-93カバルドン 98~116 乱2 (38.67%)
ラスターカノン
175-155メガサーナイト 116~140
202-151ニンフィア 120~144
183-105ガブリアス 87~103 高乱2 (85.55%) D4振りは乱2(69.14%)
217-84マンムー 216~ 超高乱1(15/16)
187-112マンムー@チョッキ 108~128
201‐151バンギラス(砂) 84~98
175‐140メガバンギラス(砂) 86~104 超高乱2(99.61%)
H:16n-1 毒砂無効ながらスイクンやファイアローに火傷を負わされることを考慮
HD:D110で計算(Dに余りを振るとメガゲンシャドボや眼鏡ニンフハイボ乱数改善)
同上 異常祟り目 148~175 前ターンの火傷と合わせ3/4
C191メガゲンガー シャドーボール 79~94 乱2 (41.80%) C190なら(26.95%)
同上 異常祟り目 127~150 火傷込耐え
C158ボルトロス 10万ボルト 36~43
同上 気合玉 130~154 確2(15/16イバン)
C194サザンドラ@眼鏡 竜星群 97~114 C↓2 48~57 1.5耐え
同上 悪の波動 120~142(1/2イバン)
C178ニンフィア@眼鏡 ハイパーボイス 80~94 乱2(42.58%)
HB:鉢巻逆鱗2耐え
A200ガブリアス 逆鱗 51~60 超低乱3(2.25%)
A200ガブリアス@鉢巻 逆鱗 75~89 超低乱2 (2.73%)
A146ファイアロー@鉢巻 ブレイブバード 27~32 乱6
同上 蜻蛉返り 21~25(鉢巻と断定のため)
A112マリルリ 滝登り 76~90
同上 アクアジェット 39~46
A↑6 150~177
A67不一致イカサマ 27~33
S:ニンフピクシーポリ2ラプラスバンギに対して先制する可能性を高めたいなら余り努力値を投入。麻痺したメガバシャーモには3回加速されると抜かれる(ジバコ無振りで1加速時ゲッコウガ抜きの麻痺3加速バシャと同速)のは注意。
対面性能と最低限の繰り出し性能を兼ね備えている。以前の構築記事で紹介したサイクル+対面の志向にはまりそうな型。
眼鏡アナライズの火力はないが動かしやすさを重視している。63ルールではポケモン1体にかかる比重が大きいため選出して何もできずに落ちることが少ないことも大事なところ。ガルーラはやめろ
余談だが零度スイクン解禁環境では対策ポケモンとして優秀である。
スタンにおける鋼や電気の役割としてつまるところ自身のエース(多くはメガ)を通す為の補佐である(下記参考)。ジバコイルは鋼枠の観点からは不安定だがそれらの役割を兼任しうることが期待できるので若干欲張ってそれらを達成しようとした型とも言えそう。
鋼枠
多耐性で拘りに強い。ドラゴンフェアリーの一貫を(見た目だけでも)消す。高威力ドラゴン技(逆鱗竜星群)は性質上選択することにデメリットがあり、それを半減することで咎める。
電気枠
耐久に優れる水への打点、飛行耐性、麻痺技へのクッション、ボルチェンでの対面操作削り、異常撒き(麻痺毒)での補佐や崩しといった重要な役割を担う。
- 期待したい役割
1.頑丈イバンを活かした1対1交換+α
相手にタイマンで勝った後、交換先を見てから落とされることで数的優位を意識。相手のメガエースに麻痺を入れて実質1対1を取ることも狙いたい。
2.鋼枠としてドラゴン技とフェアリー技の一貫切り
1回流すのが最大の目的で逆鱗キャッチも可能にしておく。このためCSベースは今回は考慮しない(一つの型としてはCSベースも優秀)。
スイクンに対して一致弱点を突け毒無効の点からかなり有利であるが瞑想に遂行が難しい。眼鏡アナライズの大火力警戒で一度は流せそうではある。
ファイアローボルトロスにも相手の型次第で勝てるが過信はできない。
4.頑丈による死に出しからの全抜きストッパー
頑丈が残せれば電磁波やイバンの助けもあるのでストッパーになれる。所謂襷枠とも考えられる。
眼鏡アナライズがメジャーだから何より意表がつける
- 欠点
火力不足による役割の減少(クレセポリ2)やダメージレースでの不利。
ガルーラに隙を見せる。
繰り出したい耐性と襷効果が噛み合わない。
道具の性質上相手依存な上に体力管理が難しい。
弱点がメジャーかつ鈍足なので襷効果がなくなると落ちやすくステロに弱い。
イバンのみについて
残HPが1/4以下になった後の技選択時(行動決定後ターン開始時)に使用され、使う技の優先度を+0.1するとでもいう効果。条件を満たしかつ使用時に相手が交代や優先度に勝る技を選択した際無駄となる。
H175のジバコイルが条件を満たす残HPは43以下である。
ジバコイルは鈍足で先制技を持たず、火力も低くなく、拘り持ちが多いため想定されにくい等のメリットがある。とはいえ慣れた相手には看破されるので過信は禁物。頑丈まで削られた場合も見破られる可能性がある。
ジバコが技を選んだターンに消費するのでイバン圏内では引くのも有効な選択肢。(相手にクッション保管と思わせるのが肝)
この型はHに振っているせいでイバン圏内に入らないこともあるがそれは諦めるしかない。
技考察
仮想敵、役割、立ち回りの関係上麻痺にさせる技の優先度は高い。
- 10万ボルトor放電
メイン電気。アローやスイクンに圧をかけたり1対1交換を目指すため居座って打てる電気打点は必要。
10万は威力命中の高さは勿論、ラスカノとの威力差から確定数維持としての役割も。HSベースボルトロス、マリルリ、リザードンYへの乱数が比較的安定する。
放電は身代わりゲンガーへの安定打の他HDアローに羽で粘られるケースで麻痺からの痺れ期待で突破が狙え(ラム持ち多目なので辛いか)、ガルドラン等の上から有効打が打てかつジバコが打つ技に耐性有or高耐久が後出しされた際に麻痺が期待できる。
範囲は犠牲になるが有効な対象や局面が若干違うのでパに応じて両搭載も一応候補に。スイクン相手にPP切れの不安がなくなるのも副産物。
- めざめるパワー(氷)
電気の定番サブ。対面及び交換を読み4倍弱点に打ち込む。頑丈かつ拘っていないため対面で打つ局面が想定できる。
確定技はプレッシャースイクンやまもみがグライに打つのでPPを増やすこと。
- 電磁波
頑丈やイバンとの相性が良く、1対1交換後及び死に際に悪戯電磁波の要領で麻痺を撒ける。放電とは相性が悪いようだが麻痺の確実性のために採用したい。起点回避としても優秀。
自身が鈍足の為にS逆転や味方のS補佐の観点からも打つ局面はあるが交換先に刺さりにくい(地面や特殊受けを呼びがち)ので注意したい。
- ラスターカノン
第2メインで一貫性が高め。フェアリーに通る点は重要だが仮想フェアリーはDが高い+自身が火力強化無しなので2発打ち込む必要がある。マンムーに刺さるのはおいしいところでマンダマンムーにもある程度戦える。
流し性能が高めかつ鈍足で火力耐久も低くない為に序盤に対面操作及び削りに使える。局面によっては安定行動になるのもよい。後続の確定数を変えるためのダメージは十分出せる。地面にカットされても反撃できる型なのである程度のリスクケアができている。
特性頑丈なこともあり大火力の特殊を受けて倒せうるが扱いは難しい。サザン等悪タイプに間違って選択しないように。
- 毒々
クレセポリ2には耐性から有利なので遂行技として採用の余地がある。
ある程度のKP上位ポケモンと1対1交換は狙えるがどのポケモンと交換するかが立ち回りとして重要なので選出の時点で意識したい。