ボーマンダ繰り出しと割り切り(メモ)
まずはこの記事でマンダの基本的な性質を確かめてほしい。
確かにマンダはマークが厳しいこともあり「安全に」繰り出せる対象は少ない。
ただ攻撃力耐久力速度全ての総合力は桁外れなため多少強引に繰り出して上から削れた相手を仕留める動きが可能ではないだろうか?
例えば皮が剥がれたミミッキュに対してじゃれつくが来ないことを読んでマンダを繰り出して物理スキン飛行で仕留める動き。
当然フェアリー技なら危険なのだがそこは状況判断と勘と運。
安全に出せる対象は少ないのでこのようなプレイングを念頭に置かなければマンダをサイクルに参加させるのは難しいとも思う。
マンダは硬い強い速いがそろったポケモンであり対面繰り出し崩し抜きどれも高水準であるが選出した対戦ではどの役割に重点を置くのかを考えて動かしたいところ。
もう一つ重要なのは少ない可能性を切り捨てる「割り切り」。
例えばオニシズクモに繰り出す際に氷Zを受けたりCに厚い個体の氷技を受けるとマンダは倒れてしまう。
だがだからといってマンダをシズクモに繰り出すことの是非を聞かれれば躊躇はしても繰り出す選択肢をなくすということは決してない。
当然場のポケモンがシズクモに不利であったり氷技が一貫する場合であれば警戒するくらいの感覚だが、PGLの統計でも鉢巻水ZとA補正の性格が大半を占めることから氷技を事故と割り切って繰り出す方が賢いと思われる。
つまり少ない可能性や選択肢を切ることで実質的に繰り出せる範囲を広げるということ(だからこそ固まった環境では地雷が刺さる下地があると考えられる)。
この判断に必要なのは知識、環境把握、勝負勘といったプレイヤースキルである。
そもそも安定行動だけで勝てるのは構築か選出か運かで余程の差がついている場合のみ。
つまりどこかでリスクを背負わなければ強い相手に勝つのは極めて困難という当たり前の話であるし、それこそが相手へのリスペクトの一つと考えている。
僕は構築作成は信じられないくらい下手くそだからこそプレイングで微差をつけ勝ちを拾っていきたいスタイルであること、自身の力でもぎ取った勝ちに喜びを感じるためにこれからもプレイングを磨いていきたい。